聞き取り調査ご協力のお願い 1.この調査の目的 私たちが制定を目指す条例は、「障がい」という特性をもつ人がつらい思いをせず自分らしく生きられるような、そして、障がいがないと思っている人たちにとっても多様な価値観を認めあい、互いに尊重しながら安心して生活できる、そんな大分県になるような、仕組みをつくり出していけるものでありたいと願っています。大分をよりよいものに変えるために、そして必要な新しい仕組みをつくるためには、何がよくないのか、どうあるべきなのかを、実際に障がいのある方々やそのご家族から学び、事実にもとづいた議論を重ねる必要があります。 私たち「つくる会」の設立総会で講演をしてくださった野沢和弘さんはこう語っておられます。「障がいをもった人は、地域でどんな暮らしにくい思いをしてきたか一番よく自覚してきた人たちであり、それを何とか解消するために一番多くエネルギーを費やした人たちです。」「障がい者が社会を良くしていくのです。」 私たちみんなが安心して幸せに暮らしていける大分にするために、今までのご経験をお聞かせください。 2.質問の意図 これまでの毎日の生活や、出かけた先や、職場や学校で、人からされたこと、言われたこと、助けてもらえなかったこと、できるのにさせてもらえなかったこと・・・辛かったこと、嫌な思いをしたこと、許せないと思ったこと、憤りを感じたことがたくさんおありだと思います。そのようなご経験、想いをどうぞおきかせください。教えてください。みなさんから学んだことを糧として、何がどう変わらなくてはならないのか、考えていきます。 3.おことわり もしかしたら、思い出したくないことを思い出していただくことになるかもしれま せん。できるだけ、事実を知りたいと考えていますので、かなり細かいことをお尋ねいたします。嫌な思いをさせて申し訳ありません。 もちろん、無理をして、すべてをお話しいただかなくて結構です。できる範囲で お答えください。